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IT土方と呼ばれて…貯金10万から30代でセミリタイアを本気で目指す!

【中編】ぼくのIT土方日誌~テストデータできません~

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今回は前回の続きです。

経歴詐称の上、七次請けで参画した案件でどうもチームのリーダーが交代するタイミングだった…という話。

前回の記事はこちら⇓⇓⇓

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航空路管理システムの検証が仕事

まず開発の案件内容を書いてなかったが案件的には航空路管理システムの結合試験(できた画面を触りながら問題がないか検証する)だった。
ざっくりいうと飛行機が航空路上のどこに飛んでいるかというのを管理するシステム。
まあ初のシステム開発現場への参画にして結構大規模なシステムだったものの結局4カ月しか携わっていないのとテストフェーズしか担当していないので正直全容は全然分からなかったw

システムを触った限りだと飛行機がどこに飛んでて航空路の状況がどうなっているかが一覧でリアルタイムに分かるような作りになっており、今思うと逐一数値なんかが更新されるつくりは株のアプリにも似ていた。


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チームメンバー(登場人物)の紹介

テストを行う同じチームのメンバーは人数の増減が結構あったがだいたい10~15人ぐらいいた。

結構多いw

本当は全員紹介したいが流石に無理なので数人だけをピックアップして紹介する。

①石田さん

石田さん

石田さん

まず前回も紹介した石田さん

所属会社:建前上は自分と同じ三次請けの派遣会社(本当の会社は知らん)

年齢:40代後半~50代

担当:テスト作業

特徴:歴は長いが多分そこまでできる人ではない。ただ人間的にちゃんとした人で人望があった。

石田さんは二回りぐらい年上のおっさんというよりおじさんが近いくらいの人だった。

参画したのは自分と同日だったがこの現場は二回目らしく現場のルールなんかは知っていてまさしくベテラン…。

業界歴が長いからそういうことにも慣れていたのか本来は違う会社の自分を本当の会社の後輩のように接してくれた大恩人。

作業も基本的に二人で同じ作業を行い、毎日上がるときも一緒で駅まで一緒に帰っていたり。

技術的にはあんまり強くなさそうだったがとにかく優しく接してくれ色々なことを教えてくれたことは本当に今も大感謝。

週末明けはいつも友達に焼き肉に連れていかれた話を嬉しそうに「本当は行くつもりなかったなかったんだけど~、来いっていうから~」みたいに言ってたので心の中で(絶対自分も行きたかったやんw)とツッコんでた。笑

②工藤さん

こちらも前回から登場の工藤さん。

所属会社:現場のプロパーで管理職

年齢:30台後半~40代前半

担当:進捗管理。チームリーダー。

特徴:自分と石田さんと同じに日にリーダとして参画。まじで管理だけする人。

工藤さんの仕事は進捗管理&いろいろ調整係。
主な仕事は毎朝30分かけて行う進捗確認の朝会の司会と、毎夜メンバーが実施したテストの進捗を集計すること。
基本的にテストの実作業を自分ですることはないので生産性で言うと0に等しい。
昼間会議の時(っていってもそんなにない)以外基本的に何をしてるのかよく分からなかったが多分マジでなにもしてなかったと思う。よく隣の人と雑談はしてた。

テストの進捗集計を21時くらいから始めるので帰るのは常に遅かったはず。

③森野さん

所属会社:現場のプロパーで管理職成り立て?

年齢:30台前半

担当:テスト作業、進捗管理。副リーダー。

特徴:自分達の参画前までのチームリーダー。使用に詳しい

僕が来る前まではこの人がリーダーだったがチームの進捗が悪かったのと体調を崩してしばらく休んでいたこともあって副リーダーに降格させられたらしい(自分で言ってたw)
チームの中では仕様に最も詳しく技術的にも知識はあったよう。

ただ進捗に関しては全然管理できていなかったようで大幅に遅れていた。

人間的にも頼られるようなリーダータイプの人ではない技術寄りタイプの人だったのでマネジメント力は当時はまだなかったのかも。
あと特定の気に入らない人には「これおかしくない~?」みたいな感じで理不尽に強く当たっていたのがだいぶマイナス印象…。

④中野さん

所属会社:どこかの協力会社

年齢:20代後半

担当:テスト作業

特徴:チームの立ち上げ当初からいたらしい。いつも何か食べてた。

現場歴は二年くらいで結構長いらしいがよく中野さんに怒られてた人。

仕事については本気出せば結構できるはずだけど手を抜きがち…のタイプ。

性格的には優しいし冗談も言うので面白い。

自分や石田さんらと同じ作業をすることが多かった。

早速試験開始…もテストデータが作れない?!

メンバー紹介は以上。

ここからまた現場の話に戻る。

初日と二日目ぐらいまではPCのセットアップやプロジェクトなどの環境構築で終わった。

忙しくても普通最初ぐらいは定時で帰れるはずだが初日も二日目も二時間、三時間と残業してなんとかセットアップを終わらせた。

とても定時で帰れる雰囲気じゃなかったし僕も新人だったのでがんばろうと気合いが入っていたのもある。

そして環境構築が終わったところで

じゃあ、この画面の試験やってみましょうか

森野さんから僕と石田さんにある画面の結合試験の任務が来た。

画面の試験なのにテストデータは試験者がコードを書いて生成

テストをすることになった画面は参照する機能しかない(登録・更新などデータを更新する機能がない)ような簡易な画面で、試験項目が書かれた試験書なども既にあったので僕達は画面をポチポチ触って試験するだけ…と思っていたが若干違っていた。

画面を開いてもデータが登録されていないので画面の項目がなんにも出てこないのである。

これテストのデータはどうやって作るんですかね

ああ、画面に何にも出てないんですね…。まだデータを登録する画面はできてないのでスタブ作るしかありませんね

スタブ…?

スタブとは…テスト用に用意した、まだ完成していない機能の代わりとなる部品のことだ。

スタブとは

当時この現場では画面ポチポチのテストだけをすると思っていたのでテストコードとはいえコードを現場で初めて書けるのが最初はとてもうれしかった。

だが実際にコードを見てみると

意味わからん…(´・ω・`)

びっくりするぐらい全くどこで何の処理やってるのか分からなかった。

ついでに画面の詳細設計書やイベント処理の設計書も初心者にはめちゃくちゃ分かりづらいうえに今考えても結合試験担当者がここまで見るべきものではない。

しかしそれでも石田さんと僕は試験データのためにスタブ作りを二日間くらい頑張った。

結果…

…………

………………………

全然できなかった(/・ω・)/

 

進捗はどうですか

スタブがなかなか作れなくてまだ全然進んでません

そうかー…困りましたね。何か良い方法ないですかね…?

この画面実装した人がスタブとか作ってくれれば楽なんですけどね(;'∀')

(確かに…)

そうですね…。実装チームに一回聞いてみましょうか

 

そして…

画面の試験がデータ作れなくて困ってるんですけどスタブとかって作ってもらえたりしないですかね?

工藤さんが試験画面の実装担当者に聞いてみたところ

実装担当者「ああ…もう作ったのがローカルにありますよ!」

あるんかい…あったんかい!!

いや悪いのはこの実装担当者ではない。

そもそも仕組みとして最初から試験データがある程度あるような状態で画面の結合試験担当者に渡すべきだろう…。

スタブ作りを全く仕様も分からない人が始めてもそもそも実装のスキルも低いし効率悪すぎなのだ!

というわけでそれ以降の試験ではスタブなど必要なデータがが実装担当者から用意されたうえで試験担当者に画面の試験が回ってくるようになった。

新たな仕組みができたのだ。

スタブ作りの二日間は無駄だったが効率改善という意味では無駄じゃなかったのかも…と思いたいが最初からそうしとけバーカ感が当時の僕にはすごかった。

次回、完結編「緊迫の試験実施…結局オワリマテンでした(^_-)-☆」に続く